土曜日は、フラメンコを指導してくださっている先生のライブがあったので見に行った。
ドラマ仕立てという話しが、う~んと思ったが、それはそれで、面白かった。
三十路のアイドル、正義の使者、そんなとりとめのない登場人物達を生み出した作家を軸に物語が展開していく。
コントストーリーくらいに思っていたら、いきなり、戦争に出兵する兵士の話が出て、それを見送るのが、フラメンコの先生の扮する踊り子MILAだった。
そこまでの話しとは、かなり内容が異なったが、MILAさんの踊りは情熱的で、見るものに迫ってきた。
カメラを手にしたものの、撮っているより、見ていたくなり、途中からシャッターを押すのを辞めた。
おにゅーカメラで、セッテイングをちゃんとしていなかったのに気がついたせいもあるのだが、、。これは秘密。
久しぶりに撮るフラメンコは、こんなに速かったっけ?って感じで、体が付いていかなかった。
会場は、新宿にあるエトワールというサロンだった。壁に掛けられている写真に目がとまる。
その空間が、もうアートだった。
私、こういう時間を忘れているなぁ。もう少し、写真に向き合わなくては、そんなことを思い出させる時間だった。
汗をかいて知らない町を歩き、知らない店でお昼を食べ、知らない人と話をした。
写真はMILA先生