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猫とぬっちょりとお気楽な日々

torute.exblog.jp

2009年 10月 12日 ( 2 )

無事に石垣到着


船が果てる野間に港に入ってくる。その頃には桟橋は乗る人であふれていた。
宿のご主人は、「楽勝~」で乗れるよ~といってくれたが不安になってきた。

桟橋にもう一隻、別の船が入ってきた。これで少しは安心感が広がった。その船に見とれていたら、いつの間にか置いてきぼりを食いそうになっていた。

迷いと焦りが入り交じる。予定の船に乗るべきか、もう一隻の方にするか。

気持ちが朝から忙しい。

結局予定していた当初の船に乗り込むが、ビリになり、座る座席も、もういっぱいいっぱい。一番前の荷物をどけて座らせてもらった。

本に、前の方が揺れないと書いてあったような気がしていたが、とんでもない!出港後から、跳んだりはねたり。
隣の若い女のこの集団が大騒ぎで喜んでいた。アミューズメント施設より50倍は迫力があった。

揺れは、収まるどころか、いっそうの高低差で、迫ってきた。

窓の外に目をやると、大きな島影が見えた。ああもうすぐつく?

しかし出港してまだ20分、そんなに早く見えたっけ島影。

心が少し安心してしまった。それがいけなかった。きゅうに胸にこみ上げるものが。冷や汗が。うわ~、たまらん。

島影が、なんと途切れた。その島影は、石垣島ではなかった。大きいと思っていたら、やっぱり、西表だっ。

船が揺れるたびにわき起こっていた、女子たちの歓声が静まり始めた。みんなそろそろやばい?
必死に目を閉じた。意識を飛ばそう。
しかし、耐えられるか。

目を固く閉じて、ただひたすら、石垣港につくのを待った。

車いすで来たおばあちゃんた大丈夫か?

これが旅なんだね。しみじみ。

何とか船を下りる。

ふわぁ、もう船はしばらくいいです。
by toruteh | 2009-10-12 21:47 | 島旅日記

台風は当たりましたか

旅二日目、石垣島の離島桟橋から、船で今回の目的地へ向かう。

あいにくの天気、船は出るだろうか。波が高いと欠航になる。

離島桟橋がおしゃれに新しくなっていた。電光掲示板には船の出港予定がめまぐるしく書き出され、消えていった。
いったいどの船が出るのか、しばらく眺めていたが読み取れない早さで消えては、また書き出されていった。

乗る予定の船は、出港するという。
小雨の降る中、乗船する。
港がだんだん遠のいていく。外洋に出るから揺れると言われ、静かに座っている。

出港から30分、外洋に出たらしい。船は荒々しく上下に揺れ始めた。

面白いと言えば面白いが、つらいと言えばつらい。

1時間経ち、目的地の港が見えてきた。
桟橋にイラストが書かれていたが、写真を撮る元気も残ってはいなかった。桟橋の撮影は帰りの便の明日にかけよう。

横殴りの雨の中、波照間島の港は復路の人たちであふれていた。明日の帰りの便に乗れるだろうかという心配が頭をもたげる。

宿の迎えの車に乗り込む。雨は激しさを増していくようだ。

運転手は宿の親父さんだろうか。日に焼けた笑顔がなんだか懐かしい。

「この間の台風は当たりましたか」と尋ねると「するすると抜けていったよ」と冗談交じりの答えが返ってきた。

部屋につきほっとする。

相方が一言「渋いね。」私「?」。
「台風に当たる」という言い方が、地元風でよかったらしい。

言わないの?ふ~ん。

雨の合間に、自転車で島内を巡ることに。
島内を走る道は、シンプルだが余計に難しい。体が地図と距離感を合わせるに少し時間がかかるから。

途中雨に当たりながら、自転車に乗って2時間、やっとニシ浜についた。なんと綺麗な海だろう。

曇り空の下、こんなに綺麗なのだから、晴れていたらもう言うことはないくらいに素敵なのに違いない。

砂浜に降りる。体が溶けていきそうな感じさえする。

海にも少し入ってみた。白い魚が迎えてくれた。どこまでもどこまでも、透明な青が広がっていた。
by toruteh | 2009-10-12 13:17 | 島旅日記