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猫とぬっちょりとお気楽な日々

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今日は奄美の旅日記はお休みします

窓口で手渡された三味線ケースは見覚えのあるもので。
中を開けて確認させてもらったら、やっぱり知っているもので。

そこには、一月前のその人の面影がそのまま入っていた。

仕事に行くところだったのか、それとも途中なのか。
三味線ケースにはいつでも準備オーケーと書かれているかのような支度がされていた。

涙が溢れてきたよ。どうしてこういう事になってしまったのか。
私たちに出来ることはなかったのだろうか。
たぶん無かったのだろう。
三味線は持ち主の帰りを待っているかのように、寂しげにそこにあった。

コインロッカーの所長さんはいい人だった。手には、ダウンロードした資料があった。そこには、私が写した写真があった。持ち主をさんざん探して、私にたどり着いた。
一ヶ月放置されたものの持ち主を探してくれたというだけでもありがたい。

面白いもので、人の人格は顔に出る。窓口に何人かいたが、一番若いヤツが、一番威張った顔をしていて、一番態度もでかく、偉そうだった。ひねた顔をしていた。ちょっと頭に来たので書いておこう。

所長さんはこちらの話を丁寧に聞いてくれた。そして引き取らせてくれた。
ありがとうございました。

なぜ涙が溢れるのか、自分でも分からなかったが、手にくい込む三味線の重さが無性に悲しかった。
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by toruteh | 2008-10-11 00:10 | つれづれ | Comments(0)
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