先週末に久しぶりに写真の仲間と酒を飲んだ。
もう20数年前の話しになるか、若いだけで突っ走ってきた時代は、振り返ると楽しくてしょうがない。
スタジオマンなんて、3Kも3K、そんな世界で共に生きてきた仲間は何十年ぶりに会おうと、懐かしい。
昔は残業一時間が100円だったね。なんて、今の時代では考えられないことが、まかり通っていた。
それでも、助手、そしてカメラマンになるんだという夢が若者達を動かしていた。
フリーのカメラマンにとって、バブル後に美味しい事なんて何もなかったが、みんななんだかんだ言いながらも、カメラマンを続けてきていることに、驚く。
バブルがはじけた後にカメラマンになった人が多かったから、逆に続けてこられたのかも知れない。
カメラがデジカメに変わり、写真業界も一変してしまった。
一番の稼ぎ頭だった人がもうやめようかと思うと言い出した。
話を聞くと、納得するところもある。
「これまでは、ワンカット○○万円で撮っていた。そのカットを撮るために、一日かけてとりくんでいた。それが、同じ一日かけても、○万円。そこまで、○の数が違うとイヤにもなる。」という話し。
自分のように、安い仕事だけだと、悩まなくていい。
みんな昔より、酒のピッチは落ちたが、明るい飲み会になっている。
みんな何かを捨ててきてるんだなぁ、そんな感じがした。
そして、翌日は軽い二日酔い。いつもなら、はい上がれないくらい飲んでしまうのだが、もう、若くはないのだなぁと、しみじみ。
そのせいか、さっきからちょっと、体調不良。
今週はゆっくりしたいと思います。
では、では。。・・・