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猫とぬっちょりとお気楽な日々

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島尾伸三さんのお話

きのうは、島尾伸三さんのお話を聞く機会に恵まれた。

伸三さんは、NHKの「ようこそ先輩」で母校の奄美小学校を訪ねた時の話と、幼い頃の島の話を聞かせてくれた。

今、録画したその番組をみながら、書いている。

昨日の話では、番組では自分のいいたかったことの1パーセントも出てなかったという。

そう聞いて、見たくなった。

昨日の話は、とても面白かった。

小学校を訪ねてびっくりしたのは、子供達が鹿児島弁を話すということだったという。私も、それには驚いたことがある。友達の子供達のイントネーションが、おかしいので、それに気がついた。
先生の8割が、鹿児島の先生となってしまった今は、それが、当たり前になってしまったか。

番組では、クuンムンの話がメインになっていたが、実はもっと面白い話をしていたらしい。

方言でしっこのことなんて言うか知ってる?(シバリ)
うんこすることは?(クスマリ)ってきいたらしい。当時彼が、校長室で○んこをした話、子供達を連れて行って、ここでしたんだとか、そんな話は子供達にはたまらなく楽しかったに違いない。

また、当時の島では、道ばたでうんこをすることは日常のことだったらしい。

子供達に、自分の○んこの絵を描いてきてという宿題だったらしいが、
クuンムン話に完全にすり替わっていたというが。

番組を見ると、まさに、クuンムン話になっていた。

昨日の、伸三さんの話は冗談だったのか、どうか。でも、○んこの話は面白かった。自分の○を観察して、絵に描いて、自分を見直す。そして本を作るというのが、彼の、ほんとうの授業だったらしい。

自分の情けないものに相対して、自分が一番みっともないということを自覚する。ような話がでて、とても興味深かった。

番組がちょうど終わった。これはこれで、面白かった。

彼の父である、島尾敏雄さんを身近に感じることができた。
by toruteh | 2007-11-19 20:30 | つれづれ
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