北原さんを見に、ガルロチへ
今夜(2018/6/10)のガルロチは、北原志穂さんと、Barulloのライブでした。もしかしたら、の感が当たりました。オープニングの時のバルージョの笑顔が半端ないし、2人の息の合い方も半端なくぴったり。ステージ終了後にバルージョが、志穂さんを紹介するときに、兄弟のように暮らし、練習をしてきたことを明かした。あの笑顔は、久しぶりに会った兄弟への笑顔だったんですねー。暖かくて、とても素敵なステージでした。志穂さんはSiguirillaを踊った。「ブラソの一振りにも意味がある」と教えてくれた志穂さんのステージでの踊りを見たのは、今夜が初めてだった。
動きの全てに意味があり、巧みに構成されたステージ、見事なリズムキープ、物語は最終段階に突入する。その寸前に、ライトが明るくなりすぎて、会場から拍手が湧いてしまった。
締めに入るその空気感を、残念ながらかき消してしまった。ギターが鳴り、止まった空気が動き出し、ステージ中央で、静かに崩れ落ち、ステージは暗闇に包まれた。あの一瞬のライティングを、もう少し考えてくれていたならと、とても残念だった。それでも、鼻の奥がツーンとし、北原ワールドに引きずり込まれたのはまぎれもない。