それはある朝突然にやってきて、今日は熱が出ると体が教えてくれた。
まずい、非常にまずい。なぜなら、仕事だったからだ。
朝、体温を測ってみると36、2度。普通の人ならなんてこと無い温度だろうけれど、もう少しクラクラしていた。
迎えの車が来て、機材と一緒に乗り込む。
スポンサーの会社について機材を降ろし、簡易スタジオを作り、撮影をスタートさせた。
最初に俯瞰撮影-。えー、これ、もう通常セット組んでしまったんですけど。抵抗する気力もなく、そのままで俯瞰撮影。今思えば、最初に俯瞰やっていて良かった。締めにこの撮影だったら、間違いなく倒れていた。
前回よりも、かなりのカットを撮影して、仕事終了。片付けるときに、異常に足の指がつる。昨日踊ったせいかな?と思うくらいだったけれど、思い返せば、高熱のせい。
3時の休憩当たりから、急激に体調に異変を来しているのを感じる。椅子に座っていられない。誰か迎えに来て、と心で叫びながら、何とか撮影終了。
家に送ってもらって、即、最近近所に出来た耳鼻科に駆け込む。
体温を測ると、案の定38,7度を記録。即、インフルエンザの検査をしましょうと言われる。
望むところ。
インフルエンザA型。めでたく発症。
はい、即布団に潜り込むも、手先が冷たくて眠れない。
体中が痛い。仕事の筋肉痛?などいろいろなことを考えて、2,3日寝込む。体温は徐々に下がるも、体中の痛みが半端無い。椅子に座る気力無く、仕事が延び延びに。
これはまずいと、金曜日に起き出して電話をかけるが、やっぱりデータ処理をする元気はなく、仕事は土曜日まで延期。
昨日久しぶりに、いつものお仕事で会社に行くが、会社はいつもと変わらなくて、一週間の空白は、無かったも同じ。
まーそんなものでしょう。