女四人、モテルためのハウツーを話していた。
彼氏が欲しという女一人に、モテ女二人がアドバイスをするが、かわいい声も、服装も無理っぽいのだけは確か。(私は、一人傍観する事しかできなかったのが残念。)
かなり、さっぱりしていていい女だけに、彼氏を欲しがるのが、残念といえば、残念なきもする。
四人の中で、高校時代からかなり光っていたやつがいて、未だに彼女の光は衰えることなく、いっそう輝いていた。
この日は、三人を迎えに来てくれた。振り返るときにワンピースの裾が翻る。それがとても綺麗だった。
目をつむると、その光景がありありと浮かぶ。
四人で、いろいろモテ度を追求した夜だったけれど、こういう仕草が、モテ女のゆえんなのではないかと。
しかし、美しかった。その立ち姿が、かわいくさえあった。
この年になっても、こういう美しさを備えていない自分がなんか寂しく、備えている彼女はすばらしいと思った。
立ち姿は、生き様なのかもね。
少しは見習いたいと、「いいことがいっぱい起こる歩き方」(デューク更家著)を図書館で借りてきた。
読むだけでも、いい気持ちになれそうだ。