昔の職場の夢を見た。
忙しく撮影に走り回っている。撮り漏れがあったんじゃないかと焦ったところで、夢から覚めた。
この職場の夢を見たのは初めてかもしれない。
沢山のスタッフがいて、入って一年経った頃に、上にいたカメラマンのほとんどが辞めていった。リストラかストライキかだった。
アシスタントたちがそのままカメラマンに格上げになり、それは良かったけれど、新しくアシスタントが入るわけではなく、自分の撮影仕事と、社長のアシスタントを兼業しなければならなくなり、仕事は倍以上になった。
仕事を終えて帰るのは夜中。社長の上がりをチェックし、寝るのは明け方、寝たかと思えば起きて会社に行っていた。
だんだん疲労がたまってきて、そろそろ体がおかしくなるか、行き帰りに事故を起こすのが先か。独立するのは今かなと、会社を辞めた。
そんな時代の夢。まったく懐かしくないのが笑える。背中の凝りが見せた夢か。