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猫とぬっちょりとお気楽な日々

torute.exblog.jp

12月

でかまるがご飯を食べなくなりもうだいぶ経つ。一度体重増加も見られたが、もう最近では触れると骨が感じられる。
膝の周りの毛も抜けてきた。
そして、昨日から彼はもう口を開けるのを拒否する。食事を拒否しているのだと思う。食べている限り、死なないのかもしれない。そして、もう迎えが来るのを待ちたいのだと思う。
そう感じながらも、今日も無理矢理少し食事を流し込んだ。
彼の目に涙が溢れた。
もうそろそろ終わりにしないといけないのかもしれない。諦める時が来たのかもしれない。彼は頑張ってくれた。彼の10月の復活は、私を茶々の死の悲しみから少し救ってくれた。



# by toruteh | 2021-12-08 12:13 | 猫日記

夜の空

君が起き上がった気配を感じて目が覚める。
水を飲みに行ったようだ。しばらく帰ってこないので迎えに行く。案の定途中で力尽きていた。
トイレは出なかったらしい。上手く水が飲めなくなってきているような気がする。
昨日は無理にでもご飯を食べさせたので少し体力は出てきた気がするけれど、とても嫌がるので、無理にあげることがいいことかは、常に迷う。

夜の星座を見るのが楽しみになってきた。
君の容態に一喜一憂。
一喜があるから救われるんだな。
そしてゆっくりと、その日は来るのかな。

# by toruteh | 2021-10-05 02:53 | 猫日記

自己肯定の強すぎる人

私は気を使っても、そう受け取ってもらえないので、気を使わ無いことにしたの、と、気を使わない私が私です、宣言をされたけれど、それはあなたがあなたを納得させるために言っている言葉で、私としては、少しは気を使ってくださいね、私の家なんだから、という気持ちです。そう言葉にしてしまえばよかったのだろうか。
父に線香をあげる。煙を気にするかなと、声をかけると嫌だと言われた。
えーっと、そういうことではないとおもいます。
ここは私の家で、嫌なら庭とかに出てくれたらいいのではないでしょうか。
こんな感じで自己肯定の言葉を常に発しながら彼女は島で過ごして帰りました。
少し疲れていた私は、それ以上思いやりの態度を示すことはできませんでした。


# by toruteh | 2020-08-02 09:22 | つれづれ

別れ

茶々がいってしまって、心が空っぽになった。
3時間おきにご飯を無理やりあげてた。
茶々も頑張った。
近くの病院に行ったが、そこでの治療が、さらに茶々に追い討ちをかけた。
最後の日、夜中から朝まで苦しんだ。病院のオープン時間に連れて行ったが、着いた時には事切れていた。
人工呼吸をして欲しかったわけじゃ無い。
最後まで苦しめてしまった。あのまま、家で看取ってあげたらよかった。
自分の体内時計も狂い、どうしようもなくなった。
島に帰った。
客人たちもきて、忙しなく過ごしているうちに、悲しみは和らいだ気がするが、東京に戻るとまた思い出してしまうかもしれない。
茶々ごめん。

# by toruteh | 2020-08-02 09:17 | 猫日記

闘う君への応援歌

常夜灯に浮かび上がる小さな影。
生きてほしい私と苦しむ君と。
苦しむ君と生きていてほしい私。
今朝、寝ている私の足元に君の重さを感じた時の喜び。
インシュリンを打つためのきっかけを欲しがる医者とこの数日でやられた君の胃腸薬を欲しがる私と。
闘っているのは小さな君の命ひとつ。
むりにあげるご飯は、良いことなのか、余計に君を痛めつけているのか、悩む私と、その格闘に疲れて横たわる君と。
といは悶々と。
# by toruteh | 2020-06-04 23:50